メジナの塩釜焼き

メジナの塩釜焼き先日釣りに行った時、釣友である小島氏から
「日本酒に合う簡単に出来るメジナ料理を!」
と言うリクエストがあり、今回は塩釜焼きを作りました(笑)
塩釜焼きなんて言うと、一般には敷居が高く難しそうに聞こえますが、実は材料も単純で簡単に作れる魚料理なんです。
しかも美味しいし、リクエスト通りに日本酒に良く合いますのでお試しを♪

材料(3~4人分)

メジナ=今回使用したのは37cm / 塩=1.3kg / 卵白=2個分 / 羅臼昆布=適量
この料理は単純な料理なので、調味料は出来るだけ良い物を使用しましょう!
ここのレシピで使用しているのは、
塩は能登の天然塩 珠洲の海
昆布は天然羅臼昆布(2等品)
卵白は放し飼い鶏の卵 喜味の鶏子(きみのとりこ)
です。
特に塩はダイレクトに味に影響するので、塩だけでも良い物を使ってください。
塩の良し悪しでかなり味は変わります。
その他、香草などを使うレシピもありますが、香草を使ってしまうと魚本来の味と香りが失われますので、ワシは使わないほうが良いと思います。
香草を使うレシピは、鮮度の悪い魚を使う場合は必須ですが(笑)

レシピ

下処理をしたメジナメジナはウロコ、内臓、エラを取り、水洗いをしたらキッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取っておきます。
特に腹の中は念入りに洗い、しっかりと水分を拭き取ってください。
内臓が残っていたり血が残っていたりすると、腹側の身が生臭くなっちゃいますので。
あと肝心なことは、魚は鮮度が良い
活き締めをしたメジナを使うってのは重要ですよ!
メジナその物の鮮度が悪ければ、せっかく良い塩を使っても出来上がりは美味しくないですから。


塩と卵白を混ぜる塩は分量中の1kgと卵白2個分を良く混ぜ合わせておきます。
塩に卵白2個分を入れて、手でかき混ぜるだけです。
この間にオーブンを200度で予熱しておいてください。


天パンに塩と羅臼昆布を敷くオーブンの天パンにアルミ箔を敷き、その上に残りの塩を魚の乗る部分に敷き詰めて、魚の乗る大きさに切った羅臼昆布を敷きます。
羅臼昆布は魚の大きさより小さくてよいですよ!
身の部分だけで良いです。羅臼昆布は非常に高価ですからね!f^^;


メジナを天パンに乗せる塩と羅臼昆布を敷いたら、その上に下処理をしたメジナを乗せます。
ワシの家のオーブンでは、37cmのメジナがちょうど良い大きさジャな(笑)
これ以上の大きさじゃ、塩を被せられませんわf^^;


卵白をあわせた塩を被せる続いて塩と卵白を混ぜ合わせた物を上に塗っていきます。
ざっくりと塗ってから
スイーツ スパチュラ 33cmなどのケーキ用のパレットナイフで表面をきれいに仕上げます。
今回はカレースプーンのカーブの部分を使って、ウロコやエラを描いて見ました(笑)
見た目もなんとなくそれなりに見えるでしょ?


メジナの塩釜焼き後は200度で予熱しておいたオーブンに入れ、200度で40分焼き上げれば完成ですよ♪
焼き時間は37cmのメジナで40分です。
また、使用するオーブンの性能で若干焼き時間が変わると思いますので、塗った塩の表面の色が薄っすらとした茶色になった頃合で焼き上がりを見極めてください。


メジナの塩釜焼き焼きあがったら上の塩をハンマーで叩いて割ってくだされ♪
結構硬いので、ナイフぐらいじゃ割れませんからハンマーは必須です(笑)
一応レシピ上3~4人分と書きましたが、あまりに美味しくて2人で完食してしまいましたf^^;


調理時間はトータルで1時間ほどですが、その内の40分はオーブンの中なので実際にはたったの20分で出来ちゃう簡単料理です。
見た目も豪華に見えるしその上美味しいし、こじまさんの要望通り、日本酒にも良く合う一品ですな♪
魚に塩を被せて焼くだけなのに、身はふっくらと仕上がり、とても香りがよく塩加減も絶妙!
ただの蒸し焼きよりも、塩釜で焼いた方が香りと味が断然違います。
そうそう、この料理は出来上がったらすぐに食べてくださいね!
焼きあがり直後が一番美味しいので。
逆に言えば、焼きあがってから時間が経っちゃうと、香りも無くなり魚の水分が塩に出てしまい不味くなります。
魚の旨みが塩に逃げていってしまうって事。
この料理はアウトドアでやっても面白いかな!
ダッチオーブン 12インチを使えばアウトドアでも美味しく出来ます。
ただ、12インチ(36cm)が最大なので、あまり大きい魚は調理できません。
ダッチオーブンを使うなら、鶏の塩釜焼きのほうがお勧めかな。
魚は鮮度の関係でアウトドアには向かないので。
あっ!でも、釣り場で釣って直ぐに調理すれば美味しく出来ると思いますよ!(笑)

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