イシモチの真薯(しんじょ)の作り方

イシモチの真薯2014年5月7日の走水釣行で釣ったイシモチを使って、今回は和食である真薯(しんじょ)を作ってみました。
チョット手抜きなんですけどねf^^;
でもかなり美味しくできますよ♪
イシモチの干物でも書いたとおり、今回の魚は釣り物ではイシモチといっていますが、正式名称はニベです。
見分け方は尻尾の形。イシモチは尾びれの先端が凹状対し、ニベ(シログチ)は凸状です。
まぁ、どちらも総称してイシモチと呼んでいますし、食味も変わりはありません。

材料(2人分

椀物

栄養価(100g中)

  • カロリー:約73Kcal
  • 脂肪分:約2.2g

  • イシモチ=30cm程度を1匹
  • 卵白=1個分
  • 純米酒=5cc
  • 塩=2.5g
  • 醤油=2cc
  • 【出汁用】

  • 昆布=5cm程度
  • イシモチのアラ=1匹分
  • 純米酒=小さじ1杯
  • 塩=2.5g
  • 醤油=数滴
  • 水=360cc
  • 片栗粉=小さじ2杯
  • その他飾り用にタケノコと小葱か木の芽など(今回は小葱の先端です)

レシピ(調理時間: 下処理: / 計:

イシモチのすり身と卵白を混ぜる

  1. イシモチはすり身にし、卵白は泡立てておきます。
  2. イシモチのすり身に、塩・日本酒=小さじ半分、醤油=小さじ3分の1を入れてよく混ぜ合わせたら、泡立てた卵白を入れてサックリと混ぜ合わせます。

本当の真薯は文字からも分かるとおり、自然薯や長薯を混ぜるのですが今回は入れていません。
また、イシモチのすり身はフードプロセッサーを使ってもかまいません。前記したとおり手抜きですのでf^^;


練り上げたイシモチの身を器に並べる

  1. 練り上げたイシモチの身を器に並べます。

今回は5等分にしました。
小さめに6等分にすればひとり分2個で3人分できます(笑)


しんじょを蒸す

  1. 器に並べた真薯(しんじょ)の種を蒸し器で15分蒸します。

イシモチのアラでだしをとる蒸している間にイシモチのアラで出汁をとります。

  1. 水360ccに昆布と湯霜にして汚れを取ったイシモチのアラを入れて極弱火で15分程炊き上げます。
  2. 15分程したらアラを漉して出汁を鍋に戻し、日本酒小さじ1杯・塩は味を見ながら小さじ半分程度入れ、味が決まったら醤油を数滴たらして香り付けします。
  3. 最後に片栗粉を分量外の水(30cc程度)で水溶き片栗粉をつくり、出汁に注ぎ混ぜてとろみを付けます。

イシモチのしんじょ

  1. 蒸しあがった真薯と水煮にしたタケノコを器に盛りつけ、とろみを付けた出汁を注ぎ、最後に木の芽や小葱などを飾り付ければ完成です。

イシモチのアラは意外と良い出汁が出て、その身を使った真薯(しんじょ)もモチモチとした食感で良い味に仕上がります。
塩焼きだけでは飽きてしまいますので、たまにはこういった変り種もいかがでしょうか♪

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