旬のタケノコ メジナ巻き梅肉ソース

旬の筍をメジナの薄切りで巻いて炙ったものに梅肉で作ったソースをかけたものです。
3月初旬の小さい竹の子は、食感も味も香りも良く、白身魚にとてもよく合います。
最近は温室栽培や養殖などの発展で一年中様々なものが食べられるようになってしまったので中々旬を感じなくなりましたが、掘りたてのタケノコは、やはり春を感じさせます。

材料

タケノコ=小ぶりの物1本 / メジナの薄切り=6枚程度
メジナの捌き方は
メジナ(グレ)の捌き方を参照!
【梅肉ソース】
梅干(塩分10%)=1個 / 純米酒=小さじ4 / 本醸造みりん=小さじ1 / 白胡麻=適量 / 醤油=一滴
ここで使用している純米酒は越乃景虎 名水仕込特別純米を使用しています。
日本酒は必ず純米主を使用してください。醸造用アルコール入りの日本酒だと、後味に醸造用アルコール独特の嫌な臭いが残ります。(酔っ払いみたいな臭い(苦笑))
梅干は塩だけで漬けてある無添加の梅干を使用してください。蜂蜜入りやカツオだし入り、その他旨み調味料などを使用している梅干紛いの物では美味しく出来ません。

作り方

タケノコをメジナの薄切りで巻くタケノコは予め米糠か米のとぎ汁で茹でて粗熱を取り、5mm程度の太さに切っておきます。
2mm程度の厚さに切ったメジナの身(刺身)でタケノコを巻きます。


メジナで巻いたタケノコを焼くメジナの身で巻いたタケノコをアルミ箔の上に乗せ、180度のオーブントースターで5分ほど焼きます。
メジナの鮮度が良ければ、バーナーで炙っただけでも良いと思います。


タケノコのメジナ巻き梅干を包丁で叩いてペースト状にし、純米酒と本醸造みりんを別々に煮切りアルコール分を飛ばして合わせた物と良く混ぜ合わせ、更に白胡麻を入れて混ぜ合わせれば梅肉ソースが出来上がります。
焼きあがったタケノコのメジナ巻きを器に盛り付け、梅肉ソースを掛ければ出来上がりです。


メジナのフワフワした食感と、旬のタケノコの歯ざわりが絶妙!
美味しいタケノコが手に入ったら是非お試しを♪
今回の器もワシ自作の備前焼丸皿です。
最近やっと思った通りの焼きに出来るようになって来ましたわ。
和食にはやはり陶器が良く合いますなぁv(^o^)

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