タチウオのバターソテー ホタテロール

淡白なタチウオの身でホタテを巻いてバターソテーにしたものです。
ソースはバターとスダチの果汁を使い、チョット和風でフレンチな魚料理に仕上げてみました。
タチウオのバターソテーだけでは味にアクセントが足らないのでホタテを巻いてみましたが、この組み合わせはタチウオ料理の中でも最強!と言えるほど相性が良く、とても美味しく仕上がります。

材料(4人分)

タチウオ(指3本半程度の大きさ)=2本 / バター=60グラム / 塩=適量 / 白胡椒=適量
マッシュルーム=4個 / ズッキーニ=1本 / スダチ果汁=1個分 / 薄力粉=適量
フルーツトマト=12個 / イタリアンパセリ=適量

レシピ

皮目に格子状に切れ目を入れる太刀魚の身は三枚に下ろし、15cm程度に切り皮目に格子状になるように切れ目を入れます。
格子状に切れ目を入れておかないと、ホタテを巻くときに上手く巻けません。


太刀魚の身でホタテを巻く太刀魚の身の内側に、巻きやすい大きさに切ったホタテを乗せて巻いていきます。


薄力粉をまぶすホタテを巻き終わったら軽く塩コショウをし、薄力粉を満遍なくまぶします。
薄力粉をまぶしたら冷蔵庫で30分ほど休ませておきます。
冷蔵庫で休ませる事で巻き癖が付き、型崩れしにくくなります。


タチウオをバターでソテーするフライパンを中火にかけバターを溶かし、タチウオをソテーします。
タチウオは火が通ると柔らかくなって型崩れしやすくなるので、出来るだけ触らず、フライパンの底に溜まったバターをスプーンで上から掛けながらソテーします。
全体に狐色になるまでソテーしてください。


スダチソースを作る太刀魚が焼けたら器に盛り、フライパンに残ったバターでスライスしたマッシュルームを軽く炒め、続いて適度な大きさに切ったズッキーニを軽く炒めます。
最後にスダチの果汁1個分を入れてよく混ぜ、塩と白胡椒で味を調えます。
塩の量は一つまみ程度、白胡椒は大きめのミルで3回ほどガリガリと挽いた程度です。


タチウオのバターソテー ホタテロール器に盛り付けたタチウオのソテーに出来上がったソースを掛けて、イタリアンパセリのみじん切りを軽くふりかけ、フルーツトマトを盛り付けたら完成!
タチウオとホタテは本当に良く合い、太刀魚の料理ではこの組み合わせがベストであると思います。
特に夏の産卵期に獲れたタチウオは、冬の時期に比べると若干味が落ちるので、淡白な味にアクセントをつけてやることで通常以上に美味しくなります。
チョットだけ面倒かもしれないけど、めちゃくちゃ美味しく出来上がりますぞ!

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